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イマイのコラム
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ソウルの交通事情
2012/01/18
正月休みを利用して、またまた韓国に行ってきました。

ソウルでは、バスやタクシーの乱暴な運転が有名です。大きなバスでも無理矢理バス停につっこんできますので、接触事故をよく起こしています。タクシーをはじめとする普通車も、ちょっとの隙間をねらって割り込みをしてきます。又、片道3車線や4車線あるような大きな道だと、ラインをまたぎながら走る通称「名古屋走り」もごく当り前に行なわれていますし、道路脇の違法駐車も多いので混雑ぶりもすごいです。最近では監視カメラによる違法駐車の取り締まりがあるので違法駐車は少なくなっているようですが、私の感覚では「まだまだ多いな」って感じです。

そんな道路の混雑状況を見ていると、ふと「うばい合えば足らぬ、わけ合えばあまる」という言葉を思い出しました。何の言葉だったかと調べてみたら、相田みつおの書画にある言葉でした。(相田みつお美術館のホームページに詳しく載っています。)一刻も早く目的地に着きたいという思いは誰もが同じですが、われ先にと道を奪い合うために渋滞が起こっているんだろうな…「どうぞお先に」という態度でみんなが運転していれば、事故も少なく渋滞も少なく、結果的にみんなが早く目的地につけるんだろうな…自分も運転する時には気をつけます。

ソウルの大きな道と名古屋の大きな道の違いは、Uターンができるかどうかです。名古屋の大きな道のほとんどはUターン禁止になっています。私が毎日使う国道41号線の市街地でもUターン禁止ですし、取り締まりもよくやっています。一方、ソウルではUターン専用のレーンが設けられています。韓国の車は左ハンドルの右側通行ですので、左折レーンの手前にUターン専用レーンが設けられ、対向車が途切れた時にUターンができるようになっています。これは便利だと思いますが、慣れていないと間違えて進入して大変な事になりそうです。

韓国をはじめとする外国旅行の際に自分で運転できると面白いだろうなと思いますが、交通ルールが違いますし右側通行にも慣れが必要です。万が一、事故になった時に言葉が通じないのが最大の問題ですので、私はタクシー利用の方が安心です。