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イマイのコラム
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絵を描くのが好きだった頃
2010/02/25
会計事務所にとって一番忙しいこの時期に、ちょっと思い出話です。

私は小学校に上がる前まで、いつも父の仕事にちょこまかとついて行っていました。出荷のために岐阜まで車で2時間ほどの道のりをついて行く事もよくありました。私にとって大好きな父親と一緒にいられるのが嬉しくて、又行く先々で可愛がられ、時にはお菓子をもらったりしてました。

さすがに小学校に入ると日中は時間が無くなり、夜遅くの出荷も多かったために、ついて行く事ができなくなりました。姉や兄と留守番という夜も多くありました。高校を卒業してから時間がある時、久しぶりに父親について出荷先の問屋さんへ行ったのですが、「あの時の坊主がこんなに大きくなったんか!」と驚かれ、又「この子はよく絵を描いていたよね」と言われハッとしました。

自分自身忘れていましたが、確かに小学校に上がる前はチラシの裏などに絵を描くのが大好きだったのです。でも、いつの頃からか絵を描くのが好きではなくなっていました。小学校で図工の時間に絵を描くと、他人と比べ「上手い」か「下手」かという判断がされます。「上手くなければならない」と思いこんで、なおかつ「自分は上手くない」と自己判断し、絵を描くのが苦痛になってしまったんだと思います。

本当は「上手くなくてもOK」「楽しければOK」のはずです。何故、他人と比べてしまうのか…純真な子どもは他人と比較する事なく、「楽しい」かどうかだけの判断で行動を起こす事が出来ます。うらやましい限りです。