ゴールデンウィークに高速バスの大きな事故がありました。東京ディズニーランドへの期待を胸にしながらの大惨事です。悔しい思いでいっぱいでしょう。残された遺族も、現在の深い悲しみはもちろん、今後将来にわたって高速バスとかディズニーランドとかの言葉だけで、心の傷を掘り返されてしまう事となるでしょう。本当に残念です。

加害者である運転手に絶対の非がある事は間違いありません。しかしながら、事故を起こそうと思って起こしてしまったわけでなく、一瞬の気のゆるみで大惨事を起こしてしまったのだと思います。そういった意味で、加害者にとっても悲劇です。

少し前には京都観光中の人達の列に、あるいは通学中の子どもの列に車が飛び込んでいってしまった事故が立て続けに起こりました。何にも悪い事をしていない子ども達が犠牲になってしまいました。死んでしまった人達だけでなく、ケガをした人も将来にわたって体や心に大きな傷を負ってしまいました。

調べてみると交通事故による死亡者、負傷者の数は年々少なくなっているようです。しかしながら年間5000人近くの人が交通事故で亡くなっている現状を考えると、恐ろしい状況です。私自身も車の運転を行ないます。ちょっとした気のゆるみで人を殺してしまう恐れがあります。いわば凶器を便利に使っているだけの状況ですので、そんな危険な状況にある事を自覚しつつ慎重に運転したいと思います。