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イマイのコラム
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土曜日に小旅行へ
2019/05/28
天気の良い土曜日、JR半田駅前のイワシ料理「円芯」を目指してドライブしました。SNSの紹介で知ったお店で、初訪問です。道路の渋滞などなく順調に到着したため、開店時間より30分も早く到着してしまいました。

そのお店は、駅前にある「繊維会館」という古いビルの一角にありました。裏の駐車場へ停めたのはよいのですが…あまりにも好天で社内温度が急上昇。車を離れてビルの中へ逃げ込みましたが、見るものもなんにもありません。

蒸気機関車表通りへ出てみると「鉄道資料館」の看板を発見…その奥に蒸気機関車が展示してあるのが見えました。資料館は月2回の日曜日だけの営業ですが、蒸気機関車は外に展示されているため自由に観覧することができました。初めて見るわけではありませんが、やっぱりデカい!きれいに保存されていました。

適当な時間になったのでお店の前に移動します。私たちは二番目の客でした。開店時間になるとすぐに席に案内されましたが、それ以降のお客様には「予約の有り無し」を確認して「予約がないと予約のお客様を優先するので、オーダーを受けるまで30分ほどかかります」「ミツカンミュージアムの予約時間が決まっている人は時間が足らないかもしれません」との案内をしていました。とっても繁盛している人気店のようです。それを裏付けるように店内にウド鈴木などのサインや写真が飾られていました。

イワシ料理イワシ料理さて待ちに待った料理ですが…さすがに専門店!刺身や汁の中のツミレなどが絶品です。田楽のような料理で、豆腐の上に「いわしみそ」を乗せてせいろ蒸しにしたものも初めての味でおいしかったです。

食後は「ごんぎつねの湯」へ行くつもりでしたが、近いところにミツカンミュージアムがあることが判明したのでネットで検索…大きな駐車場が完備されていることが分かったので、運河の見学もかねて移動しました。

半田運河運河もミツカンの建物も風情があり、とっても良い感じです。ミュージアムに足を運ぶと、本来なら事前予約が必要な見学コースに空きがあるとのこと…時間の余裕もあるので、300円を支払って見学することにしました。
ミツカンミュージアム前半は予約なしでも見学できる100円コースを見るのですが、これだけでも楽しめます。そもそも酢が酒粕から作られていたことすら知りませんでした。江戸時代の酢の工場を再現した展示の中で説明を聞きました。
ミツカンミュージアム後半は300円コースのハイライト「弁才船」という、江戸時代に半田から江戸まで酢を運んだ帆船の実物大模型を見学できます。大迫力の船を間近で見て、触ることもできます。酒粕を原料とした安価な酢をこの船で運び、寿司が流行している江戸で大儲けができたとのこと…なるほどです。

その後、時代の流れの中で経営理念とブランドを守り、現在のミツカンがあることが分かりました。遠くへ旅行へ行くのも良いですが、近くでも面白い旅行ができる…愛知の再発見の旅となりました。