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イマイのコラム
イマイのコラム
政府の経済対策
2009/06/09
この春に政府が行った景気対策の中で、身近な対策には次のようなものがあります。
  • 高速道路どこまで乗っても千円
  • エコ家電や新車乗換えで政府の援助
  • 中小企業に対する減税
高速道路政策はCO2排出問題で「大丈夫か」と思いつつも、充分利用させて頂いております。この春は「善光寺ご開帳」がありましたので、長野や山梨まで足を伸ばしました。

又、エコ家電や新車乗換えは「しまった!去年、買っちまった!」てな感じで個人的にはメリットがありませんでしたが、電気屋さんや車屋さんには大きなチャンスでしょう。でも、回収した電気製品や車のリサイクル率はどうなっているのでしょう?ちょっと不安です。

中小企業に対する減税措置は、大きく分けて2つあります。1つは税率の引き下げで、年間800万円までの所得に対する税率が22%から18%に引き下げられました。これで最大32万円の減税という恩恵を受ける事ができます。中小企業にとって、この経済状況の中で利益を出して税金を払う事は難しい状況ではあります。しかし、税金を払わないと会社は大きくなりませんし、借金を減らす事もできませんので、これをチャンスに税金を払える体制に持って行きたいものです。

もう1つの減税措置は「交際費の損金不算入」の改正です。中小企業は交際費の一部が法人税上の損金にする事ができます。この枠が今までは年間支出額400万円までの90%だったのですが、年間支出額600万円までの90%に引き上げられました。この恩恵にあずかれるのは、年間の交際費が400万円を超える会社だけです。小市民の私にとって「そんなに交際費を使っていいの?」と思うような金額ですが、対象になる会社にはありがたい話です。