

7月初旬に岐阜県関市の小瀬の鵜飼いを見学しました。鵜飼いといえば岐阜市の長良川鵜飼いが全国的にも有名ですが、我が犬山市でも鵜飼いが行われています。
今回は関市まで足を伸ばし、鮎料理をいただいた後に乗船し、鵜飼い見学をしました。関市の鵜匠さんは、長良川と並び宮内庁の職員という立場になり、皇室へも鮎を献上するそうです。到着すると想像以上にきれいな食事処で、たくさんの鮎料理をいただきました。お盆の時期と違ってまだ鮎が小さいのですが、それゆえ骨も柔らかく頭から全て美味しくいただく事ができました。

梅雨の季節だったため、当日まで鵜飼いが行われるか心配でした。小雨の降る中での鵜飼い見学となりましたが、屋台船のため心配はいりませんでした。鵜匠さんからの説明を聞いた後に出発するのですが、説明の中で「鵜飼いの鵜はすべて雄です。2羽を1つのかごで育てていると1羽が逃げ出しても戻ってきます」との話があり驚きました。
出発すると、鵜匠さんの乗った船の篝火がTVなどで見るのと同じように幻想的できれいな光景です。篝火に照らされた鵜の陰もきれいでした。今回は水が多く、又水温が低かったために鮎の動きが活発でなかったようで、鵜が鮎を捕る姿を見る事ができませんでしたが、鵜飼いの雰囲気は楽しむ事ができました。