3連休を利用して伊豆へ行ってきました。初日の朝に名古屋を出発しましたが、千円高速のおかげで渋滞に巻き込まれ、11時にお昼ご飯を食べる予定が12時ちょうどに到着しました。とろろの有名店であり人気のお店「丁子屋」でとろろご飯を食べましたが、有名店に12時ちょうどの到着でしたので「めっちゃ混んでる」と覚悟を決めて入店しました。でも、何の事はない「なぜか空いている」状態でした。「みんな渋滞でご飯を食べ損ねてるんだ」と勝手に想像していました。

丸子の「丁子屋」は安藤広重の東海道五十三次にも描かれているという事で、店の主人が東海道五十三次の浮世絵を集めて展示してあります。「お宝探偵団」でも紹介された事がある「高価なお宝」です。私には本物かどうか全くわかりませんが、確かに浮世絵をじっくり見ると「版画でこんなに奥行きの感じられる絵を描けるのはすごいな」と感心してしまいました。

おなかを満たして再出発です。目的地は伊豆、松崎町の豊崎ホテル。やっぱり渋滞しているので到着は夕方となりましたが、何度も宿泊しているこのホテルのお気に入りは温泉と食事です。温泉は掛け流しでゆったりと入れますし、食事は海の幸がたっぷりで何の文句もありません。

温泉と食事を楽しむために行っているので特に予定は入れませんが、近隣観光も何もありませんし、下田にも三度も四度も行っているので新鮮味も特にありません。「どこへ行こうか？」といつも考えてしまうので、今回は自転車を車に積んで、2日目はサイクリングに出かけました。

梅雨明けの夏の日差しの中を汗だくになりながら走っていましたが、田んぼや小川のほとりを走っていると「涼しさ」が感じられました。アスファルトと田んぼでは暑さがこんなにも違うのかと実感できました。アウトドア派ではないけれど、自然の中の涼しさを知る事ができました。

自転車で向かった「岩科学校」は国の重要文化財になっているとの事で、300円を払って見学しました。説明を聞くと、明治時代に現在価値で二億円のお金を集めて建設された学校を、平成になってから再度二億円のお金を使って復元をしたそうです。伊豆の長七のコテ絵を配した贅沢なつくりの学校です。

暑い中、サイクリングして宿に帰って「生ビール一杯！」、その後は露天風呂で汗を流して「最高！」ってな連休でした。帰りは、またまた「千円高速」のせいで大渋滞でしたが…。