インフルエンザにかかってしまい、1週間仕事を休みました。土曜日の午後からなんだか体の調子が悪いなと感じ、すぐさま布団に潜っていました。日曜日になると熱が39度を超え、休日診療所に駆け込もうか迷ったのですが、結局1日中寝て過ごしました。

月曜日に近所の医者に診てもらおうと出かけ受付で状況を話した所、すぐさま「リハビリ室へ入って下さい」との事。リハビリ室のベッドで横になり「座っているのがつらいほど熱が高いので、寝て待っていろという事か？親切だなー」と喜んでいたのですが、よくよく考えると他の患者さんに伝染さないように「隔離」されたのだと気が付きました。

横になって待っていると、お医者さんが鼻に棒をつっこんでインフルエンザかどうかのチェック…現在流行っている型と違う型の珍しいインフルエンザとわかり、有名なタミフルではなくリレンザという薬を処方されました。このリレンザ、薬を飲むのではなく口で吸うのです。専用容器に薬をセットすると薬の包装が破け容器の中に粉が散らばるので、それを口で吸うのです。甘くも辛くも苦くもない薬で、「ホントにこれで体に入っているのか？」と心配になるような頼りない薬でした。

その日からずっとリレンザと解熱剤を飲みながら布団の中にいましたが、なかなか完治せず結局1週間寝て過ごしました。元気な時には病気療養とは「ゆっくり休める」というイメージでしたが、いざ自分がなってみると「休養」ではなく「闘病」なんだとわかりました。たかがインフルエンザで闘病とは大げさですが、ゆっくり休んだという体の状況では無い事は確かです。

大きな病気で入院などされている方は本当に大変だろうなと実感し、改めて健康である事の有り難さを噛みしめています。…と同時に、さすがに1週間の仕事の遅れは厳しい事も実感しています。