正月休みを利用してイタリアに行ってきました。大きなお金がかかりましたが、「この機会を逃すと…」という気持ちで頑張りました。

旅行中はとても天気に恵まれ、最高の景色を満喫できました。まるでディズニーシーのようなヴェネチアで一泊、ローマに帰る途中でフィレンツェに途中下車し、有名な美術館で半日を過ごしました。その後、ローマで三連泊…全て自分たちで手配した旅行でしたので完全フリーでした。

地下鉄でスリに遭いそうになるなど、危険もありました。胸に掲げたボディバックのファスナーを開けられて中のiPadに手を掛けられましたが、さすがにそれは気がつきますよ…。乗るべき路線を間違えたり道を間違えたりのハプニングもありましたが、ホテルやレストランの人たちの親切さで楽しい時間を過ごす事ができました。

元日にはバチカンでローマ法王のミサに出席する事ができ、立ち見ではありましたが非常に近くで法王を拝見する事ができました。信者でもないのに、観光気分で参加してもよかったでしょうか？

イタリアで気になったのは「タバコ」です。非常に喫煙率が高い…歩きながらタバコを吸っている人も多く、いろんな所でタバコのにおいを感じました。最近の日本では迷惑タバコを感じる事が少なくなっているんだという事を、イタリアで改めて知る事ができました。日本の愛煙家の人たちは肩身の狭い思いをしているんでしょうね…。

もうひとつイタリアで気がついたのが「日本のカメラ」です。世界中から集まっている観光客の持っているカメラが、キャノンやニコン、ソニーやパナソニックといった日本のメーカーのものばかりでした。「技術の日本」を見たっていう感じです。逆に、韓国製のカメラとかドイツ製のカメラなんてものが、たくさん流通していないのも不思議な気がします。全世界のカメラのシェアってどんなものなんでしょうか？

その他に感じた事は…円安の影響もありますが、物価が高いという事です。観光地値段なんでしょうか…レストランでのパスタが15ユーロとかしますので、1回の食事で1万円くらいはかかりました。ただ、量は多かったです。第一の皿がパスタ、第二の皿が肉か魚みたいなセットになるのですが、パスタだけでも食べきれないくらい…現地の人を見ていると、やっぱり残していました。とっても、もったいない食べ方でした。

スリやひったくり、物乞いなどもたくさんいるローマでしたが、それを考えると非常に貧富の差が大きいんだろうと想像します。普通に仕事に就く事ができない人がいるがゆえに、治安が悪いのでしょう。日本とは大きく違う点だと思います。観光立国として治安を良くするためにも、就業支援が必要だと考えます。

イタリア語はもちろん英語もままならない私たちでも、何とか無事に帰ってこられて良かったです。