昨年12月に熊本へ遊びに行きました。FDAが県営名古屋空港から熊本空港へ飛んでいるので、土曜の朝に出発して日曜日の夜に帰ってくるという1泊2日の旅行でした。

熊本空港へ着く直前、左手に阿蘇山が見えて、そのふもとに大きなドームが見えました。熊本城を見学して、水前寺公園を散策して、街の中で熊本ラーメンや馬刺しを食べたりして楽しみました。翌日はレンタカーを借りて天草へ…崎津天主堂や大江天主堂など「世界遺産候補地」を見てまわりました。

そんな熊本でこんなに大きな災害が起こるとは予想していなかったですし、逆に日本中のどこでも同じ災害を受ける可能性があることを実感させられました。死者も多数あり、それ以上のけが人があり、また身体的なダメージがなくとも精神的な苦痛は大変なものだと思います。現在の避難所での生活も苦痛であろうし、何もかも失ってしまい今後の不安も大きな苦痛だと思います。

日本中だけでなく世界中の人が「何とかしたい」と考えていますが、今回も救援物資の在り方や送り方、配り方について大きな問題が出てきているようです。インフラが壊れてしまっている中での物資の配分は難しいものがありますが、今後の対策のためにも検証が必要だと思います。

こんな混乱の中でも、被災者は秩序を保っているので日本人として誇りに思えます。ただ、今回は空き巣被害が多く出ているようなので、日本の治安も「安心レベル」ではありません。次の被災者は自分かもしれないという想像力を持って対応していきたいです。