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イマイのコラム
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円頓寺商店街
2016/11/16
11月13日の日曜日に円頓寺商店街に遊びに行きました。初めて足を踏み入れる場所でしたが、その日の朝刊に「秋のパリ祭」が開催され大変な賑わいを見せているとの記事が載っていたため、市営バスで向かうことにしました。開催時間の11時ジャストに商店街に着くことができましたが、すでにたくさんの人が集まっており、キッチンカーや屋台での飲食はすでに長蛇の列となっていました。

かねて新聞記事で紹介されていた西アサヒという喫茶店兼民宿の前を通りかかった時点で、オープン時間の11時30分に近い時間だったため、10分ほど列の後ろに並び、昼食をとることにしました。名物のたまごサンドとポトフを頼み、せっかくの「パリ祭」なのでフランスビールを飲んでみました。「1664」という名前のビールでスーパーなんかでも見かけるものでしたが、私としては初めて飲むビールでした。

オレンジピールやコリアンダーが入っているため、日本の酒税では発泡酒に分類されますが、麦芽やホップは日本のビールと同じように入っているのではないかと思います。飲んでみると甘みと酸味がほどよく、かつ小麦麦芽のおかげでヴァイツェンのような柔らかな味わいでした。

名物のたまごサンドは想像していたものとは違い、だし巻き卵がパンに挟まっている状態でちょっとした驚き!細かなきゅうりとマヨネーズベースのソースがアクセントになって、とっても美味しいサンドイッチでした。(ちょっと食べにくかったかな…。)

この西アサヒという店、戦前から続く喫茶店が閉店になり、その後を若いオーナーが「喫茶・食堂・民宿」という形でリニューアルオープンさせたということで、二階は外国人にも人気のゲストハウスとなっています。そんな店が存在する「円頓寺商店街」もシャッター通りになりそうな所に若い店主が集まりだして、ここ5年ほど活気あふれる街になりつつあるようです。蕎麦屋、パスタ、スペインバル、イタリアンレストランなど新しい店がオープンし、かつお客さんがたくさん集まっていました。

大須商店街が大成功を収めているように、円頓寺商店街も町おこしが成功しつつあります。今回のパリ祭りもその一環で、なぜにこんなに人が集まってくるのかと思うくらいたくさんの人であふれかえっていました。名古屋駅に近い立地を活かし、かつ下町情緒があふれる風情ある街並みを活かし、そして情報発信を上手に行うことによって商店街に活気を取り戻すことができる…そんな良い事例になるのではないかと思います。