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確定申告が終了しました
2021/4/15
ようやく確定申告が終了しました。コロナの影響で締め切りが1ヶ月延びたため、ずるずると忙しい期間が延長されてしまった感があります。
今回から、基礎控除は大きくなりましたが、給与所得控除が減り、公的年金控除が減り、青色申告控除が減ってしまいました。そのため、給与も年金も両方受け取っている人とか、多額の給与がありなおかつ特別障害者の扶養がある人とかは、調整が必要になってしまいました。
基礎控除も多額の収入がある人は、その所得金額に応じて控除額が減っていくシステムになりました。こうなると、あまりにも複雑で難しい計算となり、手書きの申告書ではミスが連発しそうです。パソコンへの入力も、意味がわかっていないと難しい…。
給与所得控除も公的年金控除もそれぞれ10万円ずつダウンしたので、両方の所得がある人は今までより税額が増えてしまいます。それを解消するために調整を行うという考え方でしょうが、何のために基礎控除を大きくして、それぞれの控除を小さくしたのか…目的がわかりません。
申告納税方式を採用しているのであれば、シンプルな税額計算が望ましいです。いくつかの表を用意して、自分の収入や家族環境などを表の上にプロットしていけば自然と計算が終了するくらいの簡単な計算にできないものでしょうか?
住宅を購入すると税金が安くなるとか、医療費がたくさんになると税金が安くなるとか、生命保険をかけていると税金が安くなるという理屈もわかりません。政治的、政策的な理由でしょうが、その証明書発行や計算などの社会的コストを考えるとあまりにも無駄が多いのではないでしょうか?
究極は、税理士がいなくても誰もが税額計算ができるような、シンプルな税制になることを期待します。
今回から、基礎控除は大きくなりましたが、給与所得控除が減り、公的年金控除が減り、青色申告控除が減ってしまいました。そのため、給与も年金も両方受け取っている人とか、多額の給与がありなおかつ特別障害者の扶養がある人とかは、調整が必要になってしまいました。
基礎控除も多額の収入がある人は、その所得金額に応じて控除額が減っていくシステムになりました。こうなると、あまりにも複雑で難しい計算となり、手書きの申告書ではミスが連発しそうです。パソコンへの入力も、意味がわかっていないと難しい…。
給与所得控除も公的年金控除もそれぞれ10万円ずつダウンしたので、両方の所得がある人は今までより税額が増えてしまいます。それを解消するために調整を行うという考え方でしょうが、何のために基礎控除を大きくして、それぞれの控除を小さくしたのか…目的がわかりません。
申告納税方式を採用しているのであれば、シンプルな税額計算が望ましいです。いくつかの表を用意して、自分の収入や家族環境などを表の上にプロットしていけば自然と計算が終了するくらいの簡単な計算にできないものでしょうか?
住宅を購入すると税金が安くなるとか、医療費がたくさんになると税金が安くなるとか、生命保険をかけていると税金が安くなるという理屈もわかりません。政治的、政策的な理由でしょうが、その証明書発行や計算などの社会的コストを考えるとあまりにも無駄が多いのではないでしょうか?
究極は、税理士がいなくても誰もが税額計算ができるような、シンプルな税制になることを期待します。