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イマイのコラム
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インボイス制度が始まりました
2023/12/5
インボイス制度が始まりましたが、御社はキチンと対応できていますか?私どももお客様に対して「請求書はこのように記載してください」というお願いをしていましたが、インボイスが始まった今では「受け取った請求書・領収書がインボイスになっていますか?」というチェックをするようになりました。

飲食店の領収書で登録番号の記載があるものの、消費税率や消費税額が記載されていないものが多数あります。軽減税率対象ですというチェックマークがあるにもかかわらず、消費税額10%とその消費税額が記載されているものもあります。

インボイスとしては記載内容の不備や記載内容の間違いですので、本来は書き直していただかないといけません。実際問題として、領収書の書き直しのために再訪するかというとなかなか難しい問題です。

免税事業者からの仕入の場合には「消費税相当額の80%は税額控除を認める」という経過措置がありますが、インボイス不備の場合には経過措置の対象とはなっていません。正しく処理すると消費税額はゼロで、支払額総額が本体価格ということになります。

売り手は消費税額を納めますが、買い手はその消費税額を控除できず、国に納まる消費税が多くなってしまいます。インボイスは売り手と買い手の消費税額を合わせるための制度であるにもかかわらず、売り手の認識不足でお客様に迷惑をかけることになってしまいます。

自分のお店でインボイスに対応した領収書の書き方ができているかどうか、再度確認してみてください。