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NHKの連続テレビ小説「虎に翼」が面白い
2024/5/28
「日本史上初めて法曹の世界に飛び込んだ、一人の女性の実話に基づく」ストーリー(NHK公HPより)で、主演の伊藤沙莉の演技もとっても良い!納得いかないときや疑問に思うときに言う「ハテ」との言葉が印象的です。

昭和初期、家長制度に基づく男尊女卑の思想が「普通の」考え方でした。日本帝国憲法のもとで施行されている法律もまた、男尊女卑の考え方で制定されていました。そのような世の中において、女性の弁護士誕生のドラマとなります。

戦後に憲法が改正され、男女平等の精神が導入されました。しかし、75年以上経過した現在でも、まだまだ平等の精神が徹底されているとは言えない状況です。男女雇用機会均等法が施行されてから30年以上が経ち、法的には整備できたとしても、人の考え方まで普及しているわけではありません。

ハラスメントの考え方が浸透してきているため、だんだん考え方も変わってきていると言えますが、「不適切にもほどがある」というドラマが話題となったように、昭和の人間にとって考え方を大きく変えなければならない時代になってきています。

5月19日の朝日新聞朝刊1面に「日本人女性カップル、カナダで難民認定」との記事が載っていました。一部の自治体で同性カップルを認めているところはあるものの、日本では同性カップルは法的には認められていません。世間的にも差別を受けています。

これが世界基準では「迫害」であり、難民認定の理由として認められるのです。日本に住む私たちの考え方を根本から変えなければ、世界標準から大きく後れを取っていることになります。先進7カ国会議に参加できるような状態ではないのです。

また、翌日の朝日新聞朝刊1面には、「韓国『移民』受け入れ拡大 留学生、5年働けば永住に道」との記事がありました。少子化と労働者不足に対応するために、海外からの留学生に卒業後は国内で就職して永住することを促すようです。日本同様、海外からの移民受入には消極的であった韓国ですが、出生率が低いため背に腹は代えられない状況のようです。

日本でも海外からの留学生は多く、アルバイトなどで働いている人をよく見ます。また、実習生制度を利用して働いている外国人も多いです。すでに外国人労働者なくしては、労働力不足を補うことはできません。

急激な円安のため外国人にとって良い環境でないことは確かですが、日本人の外国人に対する偏見や差別意識が、外国人労働者の受入の障害になっているのではないでしょうか?

日本に居住する外国人が増え、外国をルーツにもつ人も増えている状況であるため、それらの人と接する機会も増えています。こういった人たちと子どもの頃から接することができれば、偏見や差別意識を持つこともないようになります。

そしてこれは、LGBTの人や障害者についても同じだと思います。日頃から接することにより、「特別な状況にある人」という感覚をなくすことができると思います。私たちの「無意識にある差別感覚」をなくさなければならないと思います。