事務所で借りている駐車場の草取りをしました。10台以上停められるスペースがあるので、草取りだけでも大変です。除草剤を撒いてしまえば簡単なのですが、隣は畑ですし、環境問題が取りざたされ「COP10」が名古屋で開催される時期ですので、「ちからわざ」で草取りを行いました。

ホームセンターへ行ったところ、「開墾鍬」なるものが販売されていました。これが非常に便利で、大きく育った雑草を根本から引き抜く（すくい取る）事ができて、スコップなどに比べて体に無理がありません。作業・用途に適した道具があるもんだなーと感心しています。

言い換えると「こんな事できるといいな」というものは大体が売っている時代ですね。ある会社の社長さんが、自分の会社の職人を見て「若い者は道具をすぐ買ってくる」「ベテランは今持っている道具を工夫して使う」と言っていました。何でも揃うこの時代に「工夫する力」は劣っているのかもしれませんが、合理的な行動としては仕方のない事だと自分に言い聞かせています。

話は変わりますが、仕事柄、会計ソフトだけでなくエクセルやワードの操作方法についての質問もよくあります。そんな時に私がよく使うフレーズが、「こんな事できるといいなという機能はだいたいありますよ」というものです。パソコンソフトは合理的な行動の産物ですので、自分でプログラムを書いて利用するより、ソフトに合わせて業務を構築する方が良い時代です。T-TACではパソコンの活用についてのご相談にも乗りますので、お気軽に質問して下さい。