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イマイのコラム
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釜山に行ってきました
2010/01/26
正月休みを利用して、釜山に行ってきました。お盆や正月、ゴールデンウィークになるとよく韓国旅行をしますが、やはりソウルが中心となりますので釜山は3回目の訪問となりました。

名古屋からの直行便はソウル便に比べると機体が小さく、ぱっと見た目は「半分くらいの定員しか乗れないのではないか?」と思うくらいの飛行機で出発です。他の人の会話に耳を傾けると「正月は満員だな」と言っていましたので、こんな小さな飛行機でも閑散期にはスカスカの状態で飛んでいるのでしょうか…?それほどソウルと釜山では、日本から(少なくとも名古屋から)の乗客数が違うんだと思います。しかしながら、釜山に着くと日本人の割合が結構高いのです。九州と結ぶ船便が発達しており、飛行機でなくとも簡単に旅行ができるのです。本当に日本と韓国は近い国だと実感します。

前回、釜山に来た時には、船に乗って「冬のソナタ」の「不可能な家」を見物に行ったので、今回はKTX(韓国版新幹線)に乗って地方都市へ行ってきました。世界遺産に登録されている「海印寺大蔵経板殿寺院」を見てきたのですが、道中の地下鉄では切符でなくトークンと呼ばれるプラスティック製のコインを使って乗車するのです。

切符自販機で行き先別(といっても、近い場所と遠い場所の2種類の金額しかありません)のボタンを押した後に、お金を入れるとトークンが出てきます。日本はお金を入れてからボタンを押しますが、韓国ではボタンを押さないとお金を入れられません。そのトークンを自動改札に触れさせると改札を通る事ができます。出る時には日本と同じように自動改札にトークンを通すとトークンが回収され、改札を出る事ができます。トークンは何度も再利用されますので、経済的で環境にも優しいと思います。

その後、地方連絡のバスに1時間ほど揺られると「海印寺」に到着です。海印寺は簡単に言うと「お経を印刷する木版がたくさん集められている所」です。そのお経が「般若心経」なのですが、仏教伝来のルートの一端を垣間見る事ができて感動ものでした。又、その建物は古い木造なのですが、風の通りを計算して木版の保存状態を完璧にしているそうです。蜘蛛の巣も張らずネズミも入らないという話ですが、本当でしょうか?

晴天であればとてもきれいな景色だったのでしょうが、あいにくの天気でした。「山の天気は変わりやすい」っという感じで、晴れたと思ったら雨が降ってくるという始末…でも、バス停の切符売りのおばあさんに「雨に濡れるからもっと寄りなさい」と身振り手振りで親切にして頂きました。食事のタイミングを失って夕方近くまで食べずにいたりというハプニングもありましたが、良い思い出を作る事ができました。