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イマイのコラム
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住宅ローン減税
2013/03/07
3月6日付けの日経新聞朝刊に「住宅ローン減税 買い時は」という記事が載っていました。来年の春に消費税率が上がるため、住宅購入を考えている人は「早めに買わないと支払額が多くなってしまうよ」という論調が多い中、この記事では「住宅ローン減税を考えると一概には言えませんよ」と警鐘を鳴らしています。消費税率が上がると同時に、住宅ローン控除の限度額が引き上げられるので、所得が多い人は得をする可能性があるというものです。

記事の中では、年収800万円の家庭が一番恩恵があり、600万円の家庭でも10年間で100万円以上の減税を受けられる可能性があると言っています。もちろん、収入金額だけでなく家族構成やローンの金額、土地と建物の価格の割合など、様々な要因で減税額が変わってきますので、これまた一概には言えません。この記事の中では、夫と妻で借入を分けた場合なども記載され、又頭金なしでローンを組んだ場合と頭金200万円でローンを組んだ場合ではどう違うかというシミュレーションもあり、わかりやすい内容になっています。

最終的には「万全の資金計画を練った上で、買い時と物件を慎重に見極めるのが肝心だろう」と締めていますが、まさにその通りだと思います。消費税率とか金利上昇とか「今でなくては」と思いこんでしまうと、「こんなはずではなかった」って事になるかもしれません。

このような記事をスクラップしておいて、マイホームを購入する際に「これってどういう事?」って専門家に質問できると、より具体的なアドバイスがもらえると思います。