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イマイのコラム
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宇宙飛行士
2020/10/26
「せりか基金」って知っていますか?「宇宙兄弟」という漫画が発端の基金です。私は「よなよなエール」のコラボTシャツでこの基金のことを知りました。ALS(筋萎縮性側索硬化症)の治療方法の研究に役立てるためのお金を集めています。

この夏、京都のALS患者が将来を悲観し、SNSで知り合った医師に安楽死を依頼しましたが、嘱託殺人として医師2名が逮捕されたことで話題になりました。徐々に筋肉が衰え、歩くことができなくなり、モノを持つことができなくなり、最終的には心臓もが動かなくなるという恐ろしい病気です。患者の意思がはっきりしているがゆえに、この病気を恐ろしく感じます。

原因も治療方法もまだ不明です。ただ、この事件の後に新聞などで紹介されている事例は、目だけで操作できるコンピュータを使い、コミュニケーションを図り、多数の人たちと関係を持つことによって社会に貢献できる状況になってきているという事実です。自分自身がこのような病気になったら正気を保つことは難しいかと思いますが、技術の進歩により社会と関係を持つことができる世の中になっていることを知りました。

「宇宙兄弟」…面白いです。アマゾンの無料漫画を3巻まで読みましたが、あまりにも面白かったため全巻購入しました。現在38巻まで刊行されており、まだまだ続いています。宇宙飛行士になった弟ヒビトに続いて兄ムッタが宇宙飛行士を目指し、実現していく話です。

NASAやJAXAの描写がきれいで、どこまでが本当の話でどこからが創作なのかわからないくらいです。宇宙飛行士選抜テストの状況や訓練などは実体験なのかと思えます。また、ところどころで「プッ」と吹き出すようなウィットに富んだ場面が登場します。ビジネス書などではリーダー論として取り上げられることもありますが、難しいことは考えず単純に楽しむことができます。

先日、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が宇宙飛行士の募集を行うという発表がありました。私は毎年募集しているのかと思っていましたが、今回の募集は2008年以来6回目の募集だということで、応募のチャンスも非常に少ないということを知りました。米国の宇宙計画で月面探査や宇宙ステーション滞在が計画され、これに日本も参加するため今回の募集となったようです。宇宙兄弟の世界が実現しそうでワクワクするニュースでした。