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マイナンバーカードの民間利用について
2022/11/10
マイナンバーカードには電子証明書をつけることができます。この機能を使えば、web上での本人確認が簡単にできることになります。
本人確認といえば、銀行など対面の場合には運転免許証やパスポートなどの顔写真付きの証明書を提示することが多いです。さらに土地建物の売買契約書や相続時の遺産分割協議書などには、本人確認のために実印を押印すると共に印鑑証明書を提出します。
実印の押印と印鑑証明書のセットについては、実印は本人しか持っていないので、その実印の印影と印鑑証明書の印影を照らし合わせることにより、公的な証明として本人確認が完了することになります。
マイナンバーカードの場合にも、実印と印鑑証明書のセットと同じ効果を持たせることができます。マイナンバーカードは本人しか持っていないという前提ですので、電子証明書によってこのマイナンバーカードが「本人のものである」という公的な証明ができるのです。
現在では、税金と社会保険の分野でしか使えないという法律のため、マイナンバーカードに紐づいているのは所得や税額、年金の履歴などであり、マイナンバーカードの民間利用が認められていないため、次のような利用はできません。
たとえば、ネット銀行やクレジットカードの口座開設…これにマイナンバーカードを使うことができれば、なりすましなどの不正を防ぐことができ、もっと簡便に口座開設ができると思います。あるいは、多額の振り込みの際にマイナンバーカードの読み取りが必要となれば、不正送金も防ぐことができるかと思います。
また、アマゾンや楽天市場などのネットショッピングでの本人確認にも有効だと思います。インターネットだけでなく、店舗や公的機関の窓口にもカード読み取り機を設置することにより、運転免許証の確認より「簡単に」「正確に」本人確認をすることも可能です。
現在は、ほとんどの人が個人で電子証明書を持つことができていないため、インターネット上での本人確認が難しい状況です。せっかくマイナンバーカードに電子証明書をつけることができるので、マイナンバーカードの利用を税と社会保険だけにとどめず民間で活用できるようにすれば、マイナンバーカードの活用範囲が広くなり普及に弾みがつくと思われます。
本人確認といえば、銀行など対面の場合には運転免許証やパスポートなどの顔写真付きの証明書を提示することが多いです。さらに土地建物の売買契約書や相続時の遺産分割協議書などには、本人確認のために実印を押印すると共に印鑑証明書を提出します。
実印の押印と印鑑証明書のセットについては、実印は本人しか持っていないので、その実印の印影と印鑑証明書の印影を照らし合わせることにより、公的な証明として本人確認が完了することになります。
マイナンバーカードの場合にも、実印と印鑑証明書のセットと同じ効果を持たせることができます。マイナンバーカードは本人しか持っていないという前提ですので、電子証明書によってこのマイナンバーカードが「本人のものである」という公的な証明ができるのです。
現在では、税金と社会保険の分野でしか使えないという法律のため、マイナンバーカードに紐づいているのは所得や税額、年金の履歴などであり、マイナンバーカードの民間利用が認められていないため、次のような利用はできません。
たとえば、ネット銀行やクレジットカードの口座開設…これにマイナンバーカードを使うことができれば、なりすましなどの不正を防ぐことができ、もっと簡便に口座開設ができると思います。あるいは、多額の振り込みの際にマイナンバーカードの読み取りが必要となれば、不正送金も防ぐことができるかと思います。
また、アマゾンや楽天市場などのネットショッピングでの本人確認にも有効だと思います。インターネットだけでなく、店舗や公的機関の窓口にもカード読み取り機を設置することにより、運転免許証の確認より「簡単に」「正確に」本人確認をすることも可能です。
現在は、ほとんどの人が個人で電子証明書を持つことができていないため、インターネット上での本人確認が難しい状況です。せっかくマイナンバーカードに電子証明書をつけることができるので、マイナンバーカードの利用を税と社会保険だけにとどめず民間で活用できるようにすれば、マイナンバーカードの活用範囲が広くなり普及に弾みがつくと思われます。