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大塚国際美術館
2024/9/10
お盆休みを利用して、大塚国際美術館へ行ってきました。名前と場所は知っていたものの、「複製画しかないんでしょ」という気持ちもあって行く機会はありませんでした。しかし今回、淡路島で宿泊することになったため、近場の観光地として出かけました。

行ってみて驚いたのは、まずは観光客の多さです。駐車場はずいぶん手前で停めさせられてバスでの移動。チケット売り場や入り口にも長蛇の列。館内でも人混みの多さに閉口しました。

しかしながら、美術品には圧倒させられました。すべて陶板に綿密に複製してあるとのこと、それもすべて原寸大で再現しているとのことでした。最初のシスティーナ・ホールでその大きさと綺麗さに感嘆し、係の人の説明もあって美術品のことや美術館のことなど知ることができました。

陶板への複製のため色あせることなく保存でき、特にフレスコ画などは保存が難しいため、将来的にはこの美術館にあるものが一番美しいものになるんではないかと思いました。

ゴッホのひまわりを7つも比較しながら見ることができるのは、ここしかないでしょう。ムンクの「叫び」やダヴィンチの「モナリザ」、ピカソの「ゲルニカ」など超有名な作品を一日で、それも間近で見ることができるのもここしかないでしょう。

単独での動きだったので充分時間はあったのですが、人の多さと歩く距離で疲れてしまいました。でも、何度でも訪問したい美術館でした。

行って初めて知ったのは、「大塚国際美術館」の母体が大塚製薬だったことです。ボンカレーやポカリスウェットの大塚食品はなじみがありますが、大塚オーミ陶業という会社があり、その陶板の技術を活用しているとのこと…いわゆる、企業の社会貢献として美術館の運営を行っていることを知りました。

また、建物が国立公園内にあるために高さ制限があり、入り口から長いエスカレーターで昇った先が地下3階であるという不思議な構造をしています。この建物を見るだけでも価値があるかと思います。入り口の対面にも竜宮城のような不思議な建物がありましたが、これは大塚製薬の保養所なんだそうです。