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簿記ってナニ? vol.1
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簿記とは「帳簿記録」のルールの事です。では帳簿は何のために必要なのでしょうか?…それは、「集計する事によって会社の状況を把握する事」と、「必要のあるときに調査ができるようにする事」という2つの目的があります。誰が見てもわかる形にするためには一定のルールが必要であり、そのルールに基づいた資料であれば比較する事も可能ですので、ルールを知る事は大切です。

会社の状況を把握するための財務諸表に貸借対照表と損益計算書があります。貸借対照表と損益計算書を作成するために簿記のルールがあると言っても過言ではありません。貸借対照表と損益計算書は、次のような形になっています。
貸借対照表と損益計算書
貸借対照表の左側(借方)に資産、右側(貸方)に負債と資本を記載し、損益計算書の左側(借方と呼びます)に費用、右側(貸方と呼びます)に収益を記載します。何故このような形になっているのかと言いますと、これは「ルールだから」としか言えません。

野球場の形はなぜ扇形なのか?バッターが球を打つと右に(一塁側に)走るのはなぜか?と言うのと同じ事です。このルールを第一に覚えないと今後の話は続きませんので、貸借対照表の「借方」には「資産」、「貸方」には「負債と資本」、損益計算書の「借方」には「費用」、「貸方」には「収益」というルールを確実に覚えて下さい。