簿記ってナニ? vol.3
仕訳のルールで大切な事がもうひとつあります。これが簿記を難しくさせていると思うくらい最初の難関です。そのルールとは「1つの取引を2つの面から見る」という事です。例えば、「商品を購入した」という取引は「仕入れという経費の発生」と「現金という資産の減少」という2つに分割して考えます。これを複式簿記のルールと言います。
例えば以下のようなケースがあります。
「商品を現金で購入した」
→ 仕入れという経費の発生(借方に仕訳)
→ 現金という資産の減少(貸方に仕訳)
「備品を現金で購入した」
→ 備品という資産の増加(借方に仕訳)
→ 現金という資産の減少(貸方に仕訳)
「現金を預金に預け入れた」
→ 預金という資産の増加(借方に仕訳)
→ 現金という資産の減少(貸方に仕訳)
「商品を売り掛けで販売した」
→ 売掛金という資産の増加(借方に仕訳)
→ 売上げという収益の発生(貸方に仕訳)
「現金を銀行で借りた」
→ 現金という資産の増加(借方に仕訳)
→ 借入金という負債の増加(貸方に仕訳)
このように、取引を必ず2つの面からとらえ、借方の金額と貸方の金額を一致させて仕訳を行います。
例えば以下のようなケースがあります。
「商品を現金で購入した」
→ 仕入れという経費の発生(借方に仕訳)
→ 現金という資産の減少(貸方に仕訳)
「備品を現金で購入した」
→ 備品という資産の増加(借方に仕訳)
→ 現金という資産の減少(貸方に仕訳)
「現金を預金に預け入れた」
→ 預金という資産の増加(借方に仕訳)
→ 現金という資産の減少(貸方に仕訳)
「商品を売り掛けで販売した」
→ 売掛金という資産の増加(借方に仕訳)
→ 売上げという収益の発生(貸方に仕訳)
「現金を銀行で借りた」
→ 現金という資産の増加(借方に仕訳)
→ 借入金という負債の増加(貸方に仕訳)
このように、取引を必ず2つの面からとらえ、借方の金額と貸方の金額を一致させて仕訳を行います。